十川の音楽日記②
- 2011/06/27(Mon) -
「35年ぶりに逢えたこの曲」

高校と大学の4年間ブラスバンド部に所属し
アルトサキソホーンを吹いていましたが、
大学2年の時、友達から
「すばらしい曲があるから聴いてみな」
と薦められたのが、

リズムアンドブルースのアルトサックス奏者
Earl Bostic
「I can’t Give You Anything But love」
 

でした。

earl bostic
収録アルバム

↓<>内をクリックする
<アルバム収録曲を聴く>
開いたページの下部をたどっていき
DISC:3の7曲目LISTENをクリック


当時聴いたのは確か45回転のドーナッツ盤だったかな。
せわしなく回るレコード盤、
そしてスクラッチノイズに混ざって奏でられる
あののびやかな高音。
肺活量が少なくいい音が出せなかった私には
何かガツーンと一撃を喰った思いでした。

R&Bはテンポが速く好きにはなれなかったが、
この曲は別物。
何故かいつまでも耳にへばりついて離れません。
レコード時代からCD時代に移って、
何度かレコードショップへこの曲を探しに行ったが
メジャーではないせいか、見つかりませんでした。

ところがところが、社友会のホームページに
「ジャズピアノが聴きたくなった」と投稿した際、
「長年探している曲がある」とメールに書いたら
……成田君って親切だねえ。
早速ネットでこの曲を探してくれ、
「YouTube」のURLを教えてくれました。

↓<>内をクリック
<youtubeで聴く>
注)動画ではありません

こんな検索方法があるなんて
我々古代人には気が付かない。
そしてPCのスピーカーから聞こえてくる、
Earl Bosticの「捧げるは愛のみ」。
35年ぶりに逢えたこの曲に本当に涙が出ました。
すぐに、これも教えてもらったamazonの
カタログにあった中古盤を購入。

album.jpg

疲れた時ソファーにひっくり返って、
柔らかなビブラホーンをバックに
吹かれるアルトサックスを聴きながら、
楽しかった学生時代に
タイムスリップしています。

(記事投稿 十川幹事)
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それぞれ<青字>をクリックすると
音楽が試聴できるサイトが開きます。
スピーカー音量に注意ください。
リンク切れになる場合もありますので
ご了承願います。

ご存じの方も多いと思いますが
古い映像や曲などが、
「youtube」に投稿されていて
思いがけない出会いが
(因みに著作権がからむ場合は強制削除されます)
「amazon」で購入が可能だったりします。
探していた曲などが見つかる場合もあるので
たまには検索をしてみるのもよいのでは。

会員であれば誰でも投稿可能です。
お気軽にご連絡ください。
編集(事務局 成田)
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コメント
--
I can't give you anything but love 古い手回しの蓄音機で聴いているような、なんというかノスタルジックを憶えるナンバーですね。
この曲の最後がスゴイね。たしかに肺活量の少ない人には、到底極めることのできない「エベレスト山頂」のような演奏だね。
十川さんのこだわりがわかります。よく見つけたね。Thank you。
2011/07/05 14:54  | URL | 升金 勲 #-[ 編集] |  ▲ top


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