社友・武田伸彦さん「写真展のご案内」
- 2014/06/09(Mon) -
社友 武田伸彦さんより

写真展の案内が入りました。ご紹介いたします。
社友の皆様、是非足をお運びください。

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  第44回「日本ミノックスクラブ写真展」
~時空を超えた究極の銀塩カメラ・ミノックスの魅力~

 かつてスパイも愛用した世界最小高性能カメラから優れた大判の作品を制作し、銀塩フィルムの限界を楽しんでいるグループの写真展!それが「日本ミノックスクラブ写真展」。
 ミノックスは、1937年(昭和12年)、バルト3国のひとつ、ラトビアで最初のタイプである「リガ・ミノックス」が誕生した。

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初期 リガ・ミノックス(1937年製)

 その後、ラトビアが、旧・ソ連に併合されるなどの歴史の中で、ミノックスはドイツに移転し、戦後も改良型が次々と生産された。
幅9.5ミリのマガジン入りフィルムを使用し、一コマの大きさは、8×11mm。
最も多く生産されたミノックスB型で18×28×98mm、重さ95g。
(1958年~1972年・総生産台数38万3000台)
最近のコンパクトデジカメよりも小さい。

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ミノックスB型(1958年製)

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 レンズは15mm、F-3.5。最初から1000分の1秒の高速シャッターを備えており、後に2000分の1に強化されている。
絞りが無く常に開放で使用してもレンズの焦点距離が短いために、被写界深度が深くピントが合いやすく先進的なカメラ設計である。
本来は、携帯用の文献複写装置として開発されたようだが、非常に高性能なので第2次世界大戦や米ソの冷戦時代には、スパイも愛用していた。

 1962年(昭和37年)に勃発したキューバ危機では、一触即発で核戦争が始まるのではないかと世界中が緊迫状態に包まれていた中、フルシチョフの率いる共産党に不満を持つソ連情報局の将校が、このミノックスB型カメラで、ソ連の核ミサイルなどの機密情報を盗撮し、アメリカ大統領ケネディーに情報を流したのだ。
 そのお陰で、ソ連の核の脆弱性が暴露され、ゴルバチョフはキューバからの撤退を余儀なくされ核戦争は回避された。そう言う実績のある銘機が、ミノックスカメラなのだ。
 
写真展では、35mmフィルム1コマの約10分の1しか面積のないミノックス用フィルムで撮影し、作品は、ワイド四つから半切サイズ、中には「110cm×150cm」に引き伸ばした作品も展示されるなど、ミノックスカメラの描写力の凄さやメカニカルな機能など、究極の銀塩文化を楽しんで貰おうと言う写真展なのだ。

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ミノックス・TLXにて撮影(撮影者:武田伸彦)
*絞り:F-3.5(固定焦点) *シャッタースピード:オート)

会員は、東京を中心に、札幌・京都・奈良・岡山・高知・出雲にも及び、47歳~97歳までの52名が参加。平均年齢は、70歳。
50代の女性が1名頑張っている。
月に1回、例会と撮影会が行われ、毎年7月に写真展が開催される。
ミノックスを愛用するクラブは、日本では唯一である。現在ドイツのミノックスクラブとも友好関係にある。

◆開催期間:7月8日(火)~13日(日)10時~17時まで。(無料)
◆会場:「JCIIクラブ25」東京都千代田区一番町25番地JCIIビル地下一階
(カメラ博物館の隣)
担当:武田伸彦
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